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2023/01/15
2023/02/06
【空き家を買ってDIY①】空き家を一人でリフォームさせてみようチャレンジ〜着手前の状況
【空き家を買ってDIY③】無駄な廃材&トタンのバケツで沸かしたお湯を使った除草・防草のお庭管理術
前回は田舎で空き家を購入した直後の状況だけレポートとして残しておりました。
【空き家を買ってDIY①】空き家を一人でリフォームさせてみようチャレンジ〜着手前の状況格安で手に入れた空き家を利用して、じっくりコツコツと自分で家一軒をDIYでなんとかしてみる記録記事です。
空き家の当初からできるだけ処分費用を節約するために、「多少時間をかけても可能な限りは一人でやりきる」スタイルでボロボロの空き家を自力で再生・活用する活動を楽しみながらやっております。とはいえ、前回の予告していた通りで、購入させて頂いた物件は、ボロ屋+放置竹林
のセットでした。
[竹林駆除チャレンジ] 放置竹林を完全に枯らすまで足掛け数年の経緯観察をしてみるお話(完結)放置された真竹(マダケ)の密林と化し荒れ果てた土地の駆除活動に取り組んでみました。
他の記事で解説していたように、「放置竹林の駆除には冬期に行うのが鉄則」でして、この時期を逃すと竹たちが元気に育ってしまう時期になってからでは遅そうです。というか、冬以外に放置竹林で作業したくない理由の個人的ワーストな理由が、「ヤブ蚊パラダイス」になってしまうことです。とにかく九州の南だと、早くて5月からヤブ蚊が発生し、果ては11月中まで大量にヤブ蚊が発生して、もう作業どころじゃなくなってしまいます。まずは建物のDIYに着手することは後回しにして、ちゃっちゃと裏地の竹林を倒していくことを目指します。
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孟宗竹は日本のタケの中で最大の種類で、大きいサイズのもので高さ25mにも達するものもあります。もともと孟宗竹は、平安時代に中国(唐)から持ち帰ったものがルーツにあるとされており、れっきとした外来植物です。現代においては様々な外来生物が、在来の固有の生態系に深刻な影響を与えている昨今、孟宗竹はその先駆けのような植物にあたります。とはいえ日本人は1000年近くもの間、竹を資源として重宝し、上手く生活と調和してきたのも事実で、環境問題と化してきたのは、戦後以降と言われています。十分管理されていれば、有用な植物資源ですが、もはや放置されてそのままであるなら駆除するより仕方ありません。実際に長年管理されていないと、20メートル級の巨大な孟宗竹がすごい密度で生い茂っており、外からだと中の状況も良く確認できません。とにかく竹が何本生えているか数え切れないところからスタートです。とにかく切らないと始まらないので、手前の密度の薄いところから「地上1m切り」でセオリー通りに着手していきます。なお、なぜ1m切りにするのかは、下の記事に特集しております。
【再考〜放置竹林の手入れ】「1m切り」は実のところ気持ちの問題?ではその本当の駆除方法とは国の農業機関が実証・評価した効果的な放置竹林の駆除方法の紹介します。
作業をしていると、いろんな方から、「1m残して切ると竹が枯れるんでしょう」という意見をいただくことが多いです。1mの高さで切って死滅してくれる植物ならとっても楽なのですが、そうではないので大きな環境問題になっています。1m切りの大きなメリットはそちらの記事で説明している通りで、「低く切った竹の切り株につまづかないようにすること」と「節目で上手く切ってヤブ蚊の発生源にしないこと」の主にこの2つです。
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ここからは昨年の12月末辺りから暇を見ながら、竹の伐採に着手した記録です。いかんせん、一人で全ての作業を行うので、やることが多いです。そこで、一日おきに作業のメニューを決めてローテーションしながら効率化を図ります。という主に2つの作業を作業日の1日おきに繰り返します。まず、項目1に関しては、チェンソーで竹を伐っていきますが、孟宗竹は重く、すぐに切り口が自重で沈み込みやすいため、油断しているとチェンソーの刃を切り口に挟み込むかたちでスタックしやすいです。伐る場合には竹の倒れる方向を意識せざるを得ず、かなり集中力が要ります。そのため、「その日は竹を伐ることに専念する」と決めて作業にかかります。そして項目2では、切り刻んだ竹の筒や枝葉を整理・処分したり、チェンソー等の道具のメンテナンスに集中します。下の写真は着手前のものです。手前にあるクリの木は秋になるとクリの実が収穫できそうなので残しておきます。下は昨年の12/31の作業です。世間は大晦日ですが、著者には一息つく余裕はありませんので、竹を切り刻みまくりながらの年越しです。...うーん、全然減っている気がしない。年が明けて1/2です。今日は伐った竹を細かく長さを揃えたり、保管場所においたりと、補助的な作業を行いました。竹の数自体は減っていません。続けて1/3です。今日は竹を倒せるだけ倒して終了です。1/5は倒した竹を整理しました。竹の数自体は減っていません。少し空いて、1/9も竹を倒せるだけ倒しました。翌1/10には、昨日倒した竹を細かくしたり、枝葉を集めたりする作業を中心に行いました。さらに興が乗ってきたので1/11にも出かけて、竹をガンガン切り倒します。この時点で100以上は伐っているのですが、まだ奥があるのか...もうしばらく根気が必要です。翌1/12には、昨日伐った竹を整理しました。当初と比べると、だいぶ竹の密度が減ってきたかな?少し日が空いて1/16。1/17。ちょっと奥のほうが見えてますが、どこまで続いているんだろう...。崖のほうはようやくうっすら外側が見えてきました。1/18も連日ひらすら奥を攻め続けます。切りまくっても...変わってる気が全くしない!1/19。作業終わりの状態です。1/21...作業後の結果だけ。1/28。1/24〜26の期間で10年に一度の大寒波ということで動けませんでしたが、この日からようやく作業再開。1/29。全体に竹の密度が薄くなってきたかな...?1/30。斜面の竹は切りにくいので慎重に伐っていきます。1/31。今日で1月も最後ですが...いやはや丸1ヶ月戦ってもまだ全滅させることが叶いませんでした。無念!少し日をまたいで2/2。竹林もだいぶ薄くなってきた気がします。翌2/3。あともう少しで切り終わる気がしてきました。2/4。連日竹を切り続け残すところもわずかとなりました。いよいよグランドフィナーレを迎えようとしています。そして2/5...遂にその日が来ました。ババーーン🎉竹をすべて1m切り完了することが出来ました。天気が悪く作業出来ない日を除いても、実質おおよそ1ヶ月もかかってしまいました。一人でやる場合、時間とコストと体力と安全確保のバランスが重要です。もし、これを見られて「自分では心が折れそうで無理」と感じられたならば専門業者に外注されたほうが賢明な判断といえます。さて、とにかくこれで「孟宗竹全体」を冬期にすべて1m程度で伐ったということになります。正直、人生で二回目の『竹やぶ仕舞い』
になりますが、個人でここまでひつこく1m切りを検証している人間は少ないことでしょう。以前、真竹の竹林を全滅させたときの記録は以下の記事にまとめてあります。
[竹林駆除チャレンジ] 放置竹林を完全に枯らすまで足掛け数年の経緯観察をしてみるお話(完結)放置された真竹(マダケ)の密林と化し荒れ果てた土地の駆除活動に取り組んでみました。
ここから数年で今回の孟宗竹の林がどのように推移するのか?個人的には効果は薄いと推測している「1m切り」の効果は果たして存在しているのか?いよいよ白黒はっきりするのではないかと期待しています。ご興味があれば続報にご期待ください☆
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伐った孟宗竹はかなり巨大で容積もかさばるので、そのまま倒しておくと置き場所に困ります。いずれは焼却やその他の方法で竹林を処分するにしても、伐った竹を保管しておけるスペースが必要です。もしそんな空いている場所も時間もないとなると、業者に頼めば、その場で破砕機で粉々にしてもらえますので、一度無料見積依頼されてみると良いでしょう。業者に依頼せずに、一人でやる分にはできるだけコンパクトに整理・保管する工夫が必要になります。伐った竹の幹を収納しておけるように、「保管ベース」をセルフクラフトしてみます。とりあえずは倒した竹から、適当な長さの棒を6〜8本作成しておきます。この棒を地面に差し込むために、ハンマーと下穴を作る金属棒を用意しておきます。保管ベースを作る空きスペースを確保します。大体の位置に挿すところを決めて、金属棒であたりをつけて下穴を作ります。下穴に沿って、竹の棒を差し込み、ハンマーで叩いて固定します。竹の筒を置いてみて、他の竹を挿す位置にあたりをつけます。他の竹の支柱も地面に挿入します。だいたい一つの側面に3〜4本を挿せば、竹を重ねておいても自重で保管ベースが崩れないと思います。向かい側にも支柱を立てて、竹の筒の保管ベースが完成です。竹の筒を横置きにすることで、節に水が溜まるのを防ぎ、夏場のヤブ蚊の発生源になるのを防止します。
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この記事では孟宗竹を一人で枯らすのにコツコツと作業している日々の記録を小出しに取りまとめたものです。仕事の合間を縫って足繁く裏地の竹林に通うという涙ぐましい地道な作業ですが...いつかは終わることを信じて、竹をなぎ倒し続けています。孟宗竹は特に巨大ですので、怪我だけはしないように心がけながら着実に竹林駆除を根気よく進めていっております。