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2023/01/08
前回は、マキタ製のチェンソー『MUC405D』を初回セットアップする手順を記事として紹介していました。
Makita製電動式チェンソー・MUC405DのセットアップしてみるMakitaの電動式チェンソー・MUC405Dを購入した際に、最初にセットアップをしてみたときのお話です。
その後ルンルン気分で、裏の山で竹を切っていたら、作業を進めていく中で「チェーンが外れてしまう」というトラブルが起こりました。せっかくですので、このチェーンが外れてしまうという原因と対処法をこの記事でまとめておきましょう。
作業中もチェンソーの張り方は要確認
まずは今回の記事でチェーンが外れてしまわないための重要なポイントは唯一つで、「チェーン刃が新しいうちは伸びやすいので、チェーンの張りをこまめに調整」しましょう、という点です。チェーンの張り方が緩すぎることでチェーンが外れてしまう
ことが原因になるようです。特に新品のチェーンを取り付けて使う場合には、作業しているうちにテンションが緩くなり、作業中に大きな音を伴ってチェーンが取れてしまうようです。チェンソーの利用中は、頻繁にはチェーンの張りを確認し、特に新品のチェーンを取り付けた際には気をつけてチェーンの張り方が適正か確認する必要があります。
チェンソーからチェーンが取れたときの対処法
孟宗竹を切っていたら、「ギュイィィ」と一瞬大きな音がして、チェンソーが駆動しなくなりました。何事かとよく見るとチェーンが...外れてしまっています。こんなときはとりあえず、落ち着きましょう。致命的な故障でないことを祈りつつ、作業を中断して外れたチェーンの修復に取り掛かります。下からみると、だいぶスプロケットカバーに切りカスが溜まっていることが分かります。スプロケットカバーを開けると、かなり竹の切りカスが入り込んでいるようです。チェンソーのボディー側は、損傷がないかじっくりと検査してみます。チェーンはスプロケットからは抜けていないようです。大きな詰りはあったかも知れませんが、石のような硬い固形物が挟まった形跡はなさそうです。ただ、チェーンが外れたときに跳ねた勢いで、スプロケットカバーやチェーンガイドなど内側のケーシングへ当たった後がいくつか見つかりました。バックラッシュしてチェーンが外れたときに傷がついてしまったようです...😢。気を取り直して清掃します。まずはスプロケットカバーからきれいに切りカスを除去します。チェンソーの本体も汚れ等も拭き取ります。ガイドバーも側面の細かい溝に入り込んだ切りカスを爪楊枝のような細い棒で掻き出して掃除します。チェーンも破損・欠損がないか入念にチェックをしておきます。幸い大きな外傷もなく、軽い損傷で済んで一安心です。その後、チェーンをセットし直して、作業を再開することが出来ました。チェーンが外れてしまった際には、慌てず作業を止めて、チェンソーの状態を良く確認しましょう。チェーンオイルの吐出量の調整
今回、やりながら少しチェーンオイルの減りが早かったので、吐出量が少し多めだったかも知れません。オイルの吐出量の調整は3段階で、工場出荷時は真ん中の2段目に設定されているようです。そこで1段階下げて、一番少ない吐出量になるようにマイナスドライバーで調整ネジを回しておきます。チェーン外れの原因の考察
チェンソーの取説には注意事項として以下のように触れられています。ということで、チェーンの張りすぎも良くないのですが、緩すぎることでチェーンが外れてしまう
ことが原因になるようです。特に、今回のチェーンも新品を取り付けていました。なので、作業しているうちにテンションが緩くなり、今回のように作業中に大きな音を伴ってチェーンが取れてしまったのでしょう。つまり、今回の教訓では、「チェーン刃が新しいうちは伸びやすいので、チェーンの張りをこまめに調整」しなければならなかったようです。割といつもの感じで、頻繁にはチェーンの張りを確認していなかったのですが、チェンソーの新品を購入した際には気をつけてチェーンの張り方が適正か確認する必要があります。