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2022/12/27
最近、Makitaの電動式チェンソーシリーズの中でも、もっともストロークの長い『MUC405D』を購入したので、個人的な記録にチェンソーのセットアップした記事を残しておきます。
Makitaチェンソーのセットアップする
今回購入したのは、MUC405Dになります。ちなみにMUC405Dには、「MUC405DZF」と「MUC405DGF」の2つの商品タイプが存在しています。これは付属にバッテリー(BL1860B2個)と充電器とバッテリーカバーが付いてくるものが「MUC405DGF」、MUC405D(チェンソー本体)だけだと「MUC405DZF」、という商品区分になっているようです。バッテリーや充電器を既にお持ちの方は「MUC405DZF」で購入されても良いですが、その日のうちにMakitaチェンソーを動かしてみたい場合にはセットで購入の「MUC405DGF」で発注する、といった具合です。なおマキタの取説検索はオンラインからPDFが入手できますので、付属の取説を紛失した時に覚えておくと便利です。参照|取扱説明書検索 - MakitaMUC405Dの外観チェック
チェンソー本体はだコンパクトに感じます。ボディーには左右にマキタ型バッテリーを挿入するホルダーが2箇所あります。MUC405Dの銘板です。対応のチェーンピッチも型式も筐体にステッカーとして貼ってありますが、モデルに応じたチェーンしか換装できませんのでご注意ください。今回購入したのは「MUC405DZF」ですが、いくつか付属品がつきます。チェーンカバーです。ガイドバーです。付属でついてくるOregon社の25APの1/4インチピッチのチェーンと、純正のチェーンオイルです。チェーンのセットアップ
バックラッシュの安全装置であるブレーキを解除しましょう。フロントハンドガードを倒すと、ブレーキロックが解除されます。まずは向かって左側の固定ナットから緩めます。左が緩まったら、その後、右側の固定ナットも緩めます。この2つのボルトを十分緩めると、スプロケットカバーが外れます。ちなみにスプロケットカバーの裏は下のようになっています。カバーを外すと、チェンソー内部の駆動部分が見えます。ガイドバーをチェンソーへセットします。次にチェーン刃をガイドバーへ合わせていきますが、チェーン刃には向きがありますので、刃の形状で前後を良く確認しましょう。チェーンを装着した際は、かなりゆるゆるの状態です。ここでスプロケットカバーを付けるのですが、ガイドバーの下側のピン穴にアジャストピン入れながらはめ込みます。もし、アジャストピンとピン穴との位置がずれている場合には、チェーン張り調整ネジを回転して、いい感じの位置にアジャストピンを移動させておきましょう。スプロケットカバーを取り付けたら、固定ナットを2つ軽く緩じめします。2つの固定ナットをバランス良く手締めで締まるところまで仮どめしておきます。あとは、チェーンの張りを強さが適度になるように、張り調整ネジを動かします。張りの調整の目安として、ガイドバーの先っちょを片手で持ち上げた状態で、チェーンがガイドバーから離れて浮いた状態になっているのを確認して、そのまま張り調整ネジでテンションをかけていき、ちょうど軽くチェーンがガイドバーに接するところで止めます。その状態で、固定ナットをしっかり固定します。これで、チェーン刃の調整が完了しました。チェーンオイルの給油
購入直後はチェーンオイルが入っていませんので、きちんと給油しておきましょう。チェンソー側面にあるオイルリサーブタンクのキャップを外します。チェーンオイルの封を切ってからタンクにオイルを注ぎます。最後にしっかり蓋を閉めましょう
チェンソーの動作の確認
ここでは回転状態に異常がないかだけ確かめてみます。まずバッテリーを装着します。MUC405Dの場合には、Makita・B1860Bの2つをセットします。ブレーキロックがかかっているか、フロントハンドガードを確認します。...ヨシッ電源を入れます。電源が入ると、緑のLEDが点灯します。チェーン刃を回転させる直前にブレーキロックを解除します。左手でフロントハンドル、右手にはリアハンドルでチェンソーをしっかり支持して、右手で、ロックオフレバーとスイッチトリガーを押すと回転が始まります。異常なブレや、から回しで異音が出ないようならOKです。保管の際には、必ずバッテリーを外し、小さなお子さんが触って怪我をしないようにカバーを装着しておきましょう。以上、マキタチェンソー・MUC405Dのセットアップについてでした。