Amazonでマキタのバッテリーを探す際の商品セレクタが存外便利に使えると思った時のメモ


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2020/05/11
2023/11/13

DIYをやると必ずお世話になるのがバッテリー式の電気工具です。

なかでもバッテリー脱着式電気工具の先駆けであるマキタ製の電気工具は、使えば使うほどもう他社の製品を使えなくなるようないい意味での
「中毒症状」があります。

かくゆう著者もマキタ製の電動工具にガッツリとハマってしまっているユーザーです。

でもマキタ製バッテリーはラインナップが多いので、よく型式を確認せずに購入後に届いたバッテリーと電動工具が噛み合わなくて、即返品...という失敗をしたのはいい思い出です。

今回はちょっと分かりにくいマキタバッテリーの選定を、アマゾンの商品ピックアップツールで選ぶと存外便利に選べたというお話です。


そもそもの本家のHP

ネットショッピングに慣れているせいか、老舗の機械メーカーさんの製品を探すときによく思うことなのですが、2020年5月現在で、マキタ本家のウェブサイトの製品案内のページが未だに無骨すぎる...マキタさんほどの大企業の公式ページにしては大学の研究室の若手研究員が作ってそうな飾らない古風なページです。

とはいえどんなバッテリーの種類があるのか商品を系統的に眺めたいくらいの軽い気持ちで、このページに進むと、全製品カタログを閲覧されられてしまうので、これはもう個人的に5秒でそっ閉じしてしまいました。...根気がなくて申し訳無いです。


ライトにバッテリーを探したいときのアマゾン選択ツール

アマゾンのどれかマキタのバッテリーの商品ページ(例えば
BL1460B
)をみると、値段のすぐ下に表示される以下のような写真の商品選択ツールがあると思います。

合同会社タコスキングダム|TacosKingdom,LLC.

この例だと、
BL1460Bなら、サイズ:6Ahとパターン(種類): 14.4Vにそれぞれハイライトが付いて、左端の写真の欄で外観やスペックや対応の充電器の型式も教えてくれます。これはカタログを全部ペラペラして電動工具用のバッテリーを探するより便利です。

バッテリーの製品マトリックス

せっかくですので、このツールで読み取った2020年5月現在のアマゾンで扱っているバッテリー製品を
出力電圧[V] - 電力容量[Ah]の表にまとめてみましょう。

V - Ah

1.0 Ah

1.3 Ah

1.5 Ah

2.2 Ah

2.5 Ah

3.0 Ah

4.0 Ah

6.0 Ah

7.2 V

BL7010

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BL7015

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10.8 V

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BL1013BL1015

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BL1040B

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14.4 V

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BL1415N

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BL1430B

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BL1460B

18.0 V

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BL1815N

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BL1830B

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BL1860B

36 V

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BL3622A

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36 V (40Max)

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BL4025

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BL4040

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表中において、行方向でV: 定格電圧と、列方向でAh: 定格容量を表しています。なおバッテリーの製品ラインナップが更新されている可能性があるので、その都度アマゾンの商品ページのほうで検索ください。


まとめ

さて、アマゾンのショップでも関連商品の比較の内容に、K社やT社やE社などのマキタ互換性非純正品も並べられて比較されており、純正品と比べて半値以下ですので、ついついそのまま考えないでカートに入れてしまう方も多いのではないでしょうか。

マキタ バッテリーで検索すると他のベテラン中毒者様たちのブログ等でも散々語られていることですが、非純正品の充電中の火災事故が月ペースで数件起こっているそうで、マキタのバッテリーは純正品以外は使用しないほうがいいと理解した上で、非純正品を購入された方が良いと考えます。

個人的な意見ですが、頭ごなしに非純正品バッテリーは粗悪品かつ危険なので絶対に使ってはならない...ということでなく、例えば
電動工具以外のヘビーデューティーでない用途なら、純正品でなくても安いバッテリーで問題なく使えているため、非純正品も利用できるのではないかと思っている次第です。

私の場合は、マキタ純正品バッテリーの充電にはマキタの純正品充電器のみを使用、非純正バッテリーには非純正の充電器のみを使用と、念入りに使い分けもしています。これは、純正品と非純正品がお互いに喧嘩する...というわけではないのですが、純正品充電器の急速充電時の電流に非純正バッテリー側が追いつかなくなる恐れがあり発火に至ることを懸念してのことです。

いかんせん、純正品・非純正品問わず火災事故がほとんど
充電中に起こっているようですので、できるだけ目の届くところで充電して、何か異常があったらすぐに対処できるようにするのが良いと思われます。
記事を書いた人

記事の担当:taconocat

ナンデモ系エンジニア

個人レベルで可能なハイテクx農業を日々模索しています。 時折スマート農業界隈の気になったニュースなどもゆるく情報発信する感じです。