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2020/05/04
2023/06/13
(※2019年12月中旬時点の記事です)早いもので今年も残すところ、あと数週間となりました。ご家庭によっては年末の庭のお手入れなどでも、この季節はお忙しい方もいらっしゃるかもしれません。さて、今回の内容は、特にテックカンパニーな話題とはかけ離れてはいるのですが、もう庭先に10年以上も実をつけずにただ佇んでいる柿の木を根こそぎ除去してみようという内容です…。
草刈り110番【草刈り・芝刈り・草むしりすべてお任せ】 よもやま
困ったことに、さほど広いともいえない庭には先祖伝来の実をつける樹木がやたらめったら植樹されて、100年近くのスパンで巨大化している木もあります。そもそもなんでこんなに樹木を庭に植える必要があったのかを調べてみると、風水のお詳しいとおもわれるブログ(庭木の種類の吉凶 植えて良い木と避けたい木)にて、解説されている通り、方角的に吉方になるような木をフルコンプするように植えられている気がします。…ご先祖さんの誰かに風水にガチハマりした人間でもいたのでしょうが、、、後世になって巨大化した樹木の撤去費用は、とんでもないことになっております(涙)。その意味では、風水に詳しくなくとも、樹木は巨大化しちゃうので、どこに植えても凶なんではと…
草刈り110番【草刈り・芝刈り・草むしりすべてお任せ】 柿の木の伐採
今回は、いきなり大物にチャレンジするのは避け、やや小ぶりの柿の木で、邪魔になっているものを除去してみます。小物とはいえ、高さ5〜6m、胴回り50cm程度はありそうです。伐採には、チェンソーを使っても良かったのですが、この前枝の選定用に購入したRYOBIのASK-1000を利用しました。このレシプロソーはコード接続なので野外には持って行きにくいですが、家庭用電源の届くところならコストパフォーマンスが良いですし、特に、他製品と比べて、太めの木を切断する際の切断長が長いので購入しました。このレシプロソーなら胴回りが60cm超える場合には、長めの刃を利用できます。...胴回り70cm超えてくるあたりから、もうチェンソーに切り替えて作業したほうがよろしいかと思います。またもし電源プラグが届く位置にないのなら、「 京セラ(旧リョービ)18V充電式ノコギリ BSK-1800L1 」などの大容量バッテリータイプの製品も発売されているようですので、これなら持ち運びも便利で、小さい木や枝の選定にお手頃感があります。さっそく根本を伐採してみると、下のようになりました。倒した木は、レシプロソーで細かく細切れにして、薪にでもします。
草刈り110番【草刈り・芝刈り・草むしりすべてお任せ】 切り株の除去
さて、切り株が残りましたので、これを掘り返して除去します。これ、どこまで深く根を張っているだろうと一抹の不安を覚えて、掘り返していきます。試しに20cmくらい掘ると、複数の横に伸びる細かいヒゲ根っこと、一つ大きく枝分かれしたものがあります。小さい根っこは、尖ったシャベルを勢い良く上からザクツザクツと打ち付けると、難なく主幹から切断できます。やや大きい根っこは硬いので、レシプロソーで切除します。更に根っこを切除しながら、掘り進めること50cm...なんかまだまだ根っこは深そうです。この状態で、ハンマーで打ち付けたら、グラッと取り外せる？と試しましたが、まだまだビクとも動きませんでした。ああ、これは1m近く行きそうだ、と思った瞬間、根っこの完全除去は諦め、地表20〜30cmのところで、レシプロソーで切断しました。こんな小物でも意外に柿の木根っこは地中に深く伸びることがわかり、こりゃ、もしかして、まだまだ大きな柿の木の根っこは重機を入れる必要があるんじゃないかと…想像して怖くなりましたが、今後機会があれば、ブログで作業内容をお届けします。今回は地表から50cm程度まで掘りましたが、結構根っこが残ってしました。この状態で再生するか、朽ちていくのかどうかは分かりません。願わくば、そのまま朽ちていっていくのを祈って、埋め直します。
草刈り110番【草刈り・芝刈り・草むしりすべてお任せ】 レシプロソーの切断能力の限界を検証
※このパートは2023年6月に追加した内容です。柿の木に限らず、レシプロソーでどの程度までのサイズの木に対応できそうかは実際に体感してみないとあまりピンと来ません。ちょうどおあつらえ向きの先程の木よりは一回り太い直径30cm程度の柿の老木をレシプロソーで切れるか検証してみました。まずは根っこの状態や地中の形状を確かめるべく、40〜50cmくらい掘り進めます。あまり根っこの深い種類の木なら手で掘り進めるはきついので、ユンボなどの機械を使う必要がありそうです。柿の木は、他の木と比較したときにさほど深くならないものの、横方向範囲に伸びるように成長しています。で、早速木の幹がレシプロソーで切断できるかチャレンジしてみますと...結論からいうと無理そうです。刃の長さ的にはサクッと切れそうなイメージだったんですが、切り進んでいくうちに柿の生木の粘着質な切りカスがノコギリ刃の溝を埋めてしまい、木の隙間との摩擦が増してレシプロソー自体も力負けして動かなくなってしまいました。他に例えば、梅の生木なども粘性の高い樹液で、ノコギリの刃が詰まって切り進んでいくと重くなっていくような感じです。ということで、こちらも掘り進めながら根っこ部分を切れるだけ切って、地道に抜根する感じに除去作業を進めていきます。柿の木の根っこの分岐数はかなり多いですが、最終的に支えきれなくなったら、自重で倒れます。先程も説明したように、柿は根っこを残しておくと、簡単に再生する植物ですので、残った根っこをきれいに除去するか、さもなくば根っこをズタズタにして再生不可能な程度にダメージを与えるかして後処理をしておきます。ということで、幹の胴回りが両手を回しても指がつかないくらいの太さになった、直径でいうと30cm以上の中程度のサイズの木は、レシプロソーで切断するのはかなり難しいなることが分かりました。ということで、木の幹の直径20cmくらいがレシプロソーで処理できる庭木の限界、と思っておきましょう。つまり大きな木の切断は必ず適したサイズのチェンソーを使う必要があります。
草刈り110番【草刈り・芝刈り・草むしりすべてお任せ】 まとめ
地方にお住まいのお宅ほど、広い庭を持っている方も多いと思いますが、樹木はシッチャカメッチャカに植える前に、後世の土地の持ち主の方の事を思いおこし、程々に植えられてはいかがかと思います。あと余談ですが、最近よくRYOBIのレシプロソーで薪を割り(切る？)ます。斧よりも肉体(特に腰)に堪えないので、これはこれで電気の力は偉大です。ビバ、文明の利器。
